Mountain tea prant

「静岡県川根山茶園」訪問レポート

山々の鮮やかな緑が川面に映り、山々と調和して芽吹きます。


川根地域は、宇治茶(京都)、狭山茶(埼玉)と並んで日本三大銘茶の一つに数えられる川根茶の産地です。

豊かな自然環境とお茶への情熱


川根本町は静岡県の中央部に位置し、北部には標高1,000メートルを超える山々が連なる山岳地帯です。


平野部に比べて日照時間が短いため茶葉が守られ、お茶の渋みが抑えられます。


大井川からの霧が茶葉を覆い守り、昼夜の寒暖差が大きいため茶葉に栄養分が残ります。

緑茶

川根茶の歴史


川根地域に茶の生産が初めて導入されたのは1200年代です。中国から持ち帰った僧侶が茶の種を植えたのが最初の例と言われています。


お茶作りの歴史が代々受け継がれ、豊かな自然環境がおいしいお茶を生み出しています。


現在では、この自然豊かな環境を活かしてオーガニック抹茶の生産も盛んに行われています。

提出された
山々

川根抹茶


伝統的な手摘み・手ブレンドの技術を用いて抹茶を生産する農業法人。


茶園の多くは個人所有で、摘み取り機などの機械化が進んでいるところもあるものの、傾斜地のためアクセスが難しい茶畑に人が入り、茶を収穫している。


農業法人では50haの土地を所有し、農園経営から抹茶の原料となる「てん茶」の加工まで行い、有機農業を実践し、静岡特産の抹茶の生産に取り組んでいます。

緑茶
緑茶

抹茶の特徴


まず、川根抹茶は品質が高いです。前述の通り、渋み自体も抑えられており、とても美味しいです。


普段知っている茶畑とは全く違う環境で育った茶畑です。山頂から600メートルほどのところにある茶畑を訪れた時は、まるで大自然の中にいるような感覚でした。


自然と受け継がれてきた技術の融合、そしてお茶を淹れる情熱こそが、美味しい抹茶を生み出すのでしょう。



作家伊藤真悟氏、2024年10月訪問

緑茶